7周年と、Part:07を迎えるにあたって
思い立ったら吉日、男なら、文面として何かを残してみたいと思うものである。
知らんけど。
何を隠そう、瀬田電の話です。最初の動画から、もう7年も経ってしまいました。時の流れは本当に早いものです。初めはほんの思いつきで始めたシリーズだったのに、今では私のメインコンテンツになってしまいました。
最初は誰かの真似しだったかもしれない、流行に乗っかっただけだったかもしれない。それでも、これまで20本も動画を上げていると、得るものもあるし、失うものもあります。せっかく記事を書こうと思い立ったので、つらつらと思っていることを書いてみようと思います。
動画を作ると一口に言っても、その切り口は無数にあります。物語風の形式であったり、レポートのような形式であったり。何にしても、自分がインプットした何らかに、最初は似てきてしまうものです。
そして、すぐにそれを身に沁みて理解し、どうにかオリジナリティを出そうともがくのです。Part.01を投稿した時、minecraftでの架鉄動画シリーズでビジュアルを全面に押し出したモノはまだ少なかったように思えます(無論、うなりさんの動画のようなビジュアル面で非常に完成度の高い作品もありました)。影Modは非常に魅力的なものでしたが、まだハードウェアとしての敷居が高かったのもあるでしょう。
当時の動画を見返すことは、昔の自分の心をのぞいているようで恥ずかしいものです。しかし、お世辞にも完成度が高いものではなかったように思えます。設定などは二の次で、とにかくビジュアルを重視した動画を作っていました。カッコよければそれでよかったのです。
無論それが悪いことではありません。今もその精神は残っています。
では何がダメだったのか?
それは動画としての満足度です。ありていに言えば、面白さ。ただ淡々と建設したモノや車両を紹介しただけでは、良い動画にはなりません。何かスパイスが必要でした。
Part.10やRへの移行で、動画のスタイルを大きく変更したのは様々な理由がありますが、設定や背景を一度整理し、動画としての満足度を向上させたかった、というのが大きくあります。
ビジュアル面でとても良い映像があっても、動画として出すのであれば、そのバックグラウンドや設定の深みがある程度必要です。なぜそうなったのか?どうしてその駅ができたのか?理由は何にでもあります。またそれをできるだけわかりやすく説明することも必要です。せっかくシリーズになっているのですから、単体での面白さはもとより、つながりも重要視しなければなりません。
それを投稿者のただの思いつきや気まぐれ、で終わらせるにはもったいない、と今は思います。それこそが、昔の私に足りなかったモノだったのではないかな、と。無論今の状態で満足しているわけではないので、今後もクオリティアップを目指し、日々精進していきたいなと思っています。
身勝手ながら、知人の動画を2つ、引用します。
倉急電鉄開発記シリーズ。私の動画を語る上で、この動画を出さないわけには行かないでしょう。偉大なるリスペクト元です。
現在の動画のベースは少し異なるものの、動画のおおまかな構成など、大きく影響を受けていると思います。綿密な設定がありながら、わかりやすい説明で構成されている、こうありたいと、今も思っています。
ミナト鉄道紹介シリーズ。投稿しているmeitetsu600v氏は数々のモデル製作者でもあるため、路線の構造物や、車両そのもののクオリティーにこだわって作っていることが伝わってきます。神は細部に宿るやらなんやらといいますが、まさにその実例ではないかと。リアルさと両立しながらうまくデフォルトのMinecraftに溶け込んでいる作風も特徴です。
関南5直を迎えるにあたって
さて、こんな駄文をしたためている間に、新しい動画が公開されてしまいました。せっかくなので、関南地区についても、少し語っておこうかと思います。
今更語ることでもないですが、私は地区内では一番新参の身に当たります。それでももう動画投稿を始めてから8年ほど経つのですから、改めて時の流れは速いというほかありません。RのPart:01を投稿してからもう5年も経っていて驚いたのは秘密にしておいてください。
いまとなっては、なぜわたしがこの広大な直通ネットワークに参加できたのかは不明瞭なままです(配信等で断片的に語った内容はありますが)。そんな中でも、当時実績という実績が少なかったわたしを快く迎え入れていただいた御三方には感謝しかありません。
また、当時からの目標であった5社直通ネットワークの全線開通をこのような形で迎えられたことを嬉しく思います。箱重までの延伸から早4年、ここまで長い時間がかかってしまいました。しかしながら、かかった年数の分、感動もひとしおでした。私の観測上ではありますが、ここまで長く、かつ実際に接続できたMinecraft(RealTrainMod)での路線網はこれまでなかったのではないかと思います。数年温めていた各社OP入れ替え企画もついに実現して感無量です。
しかし、これで終わりではありません。まだまだやり残したこともありますし、直通ネットワークでやりたいこともたくさんあります(時間はかかりそうですが…)。
どうか、今後とも関南地区直通ネットワークをよろしくお願いいたします。
わざわざ宣伝するまでもなさそうですが、各社からそれぞれ動画が公開されていますので、ぜひご一緒にご覧ください。
誠意製作中の動画もあります。近日公開(できたらいいな) お楽しみに。
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